●外型づくり
金型を立てて、一辺を軸として回転させながら周囲に土を積み上げ鋳型を完成させます。
●中子型
外型より一周り小さい型を作り、生砂を型に入れ押しがためます。
●型合わせ
外型に中子型を組み込み乾燥させたのち、溶けた金属を流し込みなす。
●鋳造
1200℃に溶解した、銅合金(銅分85%その他亜鉛、鉛)を流し込みます。
●轆轤仕上
鋳型から製品をとり出し、湯道を切断したあと表面を銑を用い仕上げをしますが、この作業は大変熟練した技が要求されます。
●彫金
仕上げられた金属表面に金、銀等の板や線をタガネをつかって象嵌を施します。
着色
伝統的な着色技術を用い、朱銅色の文様を浮かび出させ何度も繰り返し温めながら着色液を塗布し定着させます。