鋳造というのは、金属を溶かして型に流し、目的の形にする金属加工法です。この原理は、鋳物技術が発明されて以来全く変わっていません。近代的な方法といわれるものも全てこのバリエーションです。
最も古くからの方法である双型鋳造法をご紹介します。外型の作り方が特徴的で、そのために、梵鐘や花瓶といった円筒形・円錐形の作品を作るときに限られます。
ここでは砂と水だけを型の原料とし、型を焼かずに使う生型鋳造法をご紹介します。焼く手間が省けるうえに砂は再利用でき、1つの型枠で複数の製品を作ることができます。高岡銅器の約80%はこの方法で作られています。