最も古くからの鋳造方法で、円筒形、円すい形等回転体の形状に適しています。 外型は、粘土と砂を調合したもので作り、高温で焼き固めて作ります。中型は、生型法で作ったものを組み合わせ鋳造をします。
外型は、数十回の鋳造にも耐えるため、比較的量産に適しており、火鉢、茶釜、梵鐘などを作るのに用いられ、古くは日本の銅鐸にも利用された鋳造技術です。
蜜蜂の巣からとった蜜蝋や、はぜの実からとった木蝋に松脂を煮合わせたもので、作った原型を土で包み鋳型をつくり、型を焼くと蝋の原型がとけてすきまができます。
そこへ溶解した銅を流し込むと、原型と寸分違わない鋳造品ができます。
繊細な形状や作者の意図を適格に表現することができる鋳造技法です。
焼型鋳造法は、原形をそこなわずに複雑な置物や大きな銅像などの鋳造に適し、古来真土型鋳造法として伝えられています。
銅像や美術工芸品を作るには、最も適した鋳造法です。また、一品製作の蝋型鋳造に比べ、大型のものを作ることができます。
鋳型の分割の方法、造り方、組み立て方、焼き方などに高度な技術と熟練が必要とします。