新クラフトLabo(ラボ)

「新クラフトLabo(ラボ)」は、ものづくりのプロセス、
ものづくりだけではないサービス、仕組みづくりを含めた研究を進めています。

新クラフトLabo

新クラフトLabo(ラボ)とは

高岡の伝統産業界は、販売額の低迷、技術者・従事者の減少など多くの課題に直面しています。高岡市デザイン・工芸センターでは、平成11年から新クラフト産業・デザイン育成支援事業として、これまで鉛レス合金開発研究会を皮切りに数年周期での製品開発等のプロジェクトを実施し、新分野開拓を実現した成功企業を輩出してきています。 高岡の伝統工芸産業は、その特徴である分業体制により各々の工程において技術力・生産力を磨き、市場のさまざまな需要に対応してきました。流通環境が変化していく中で、その分業体制は「つながり」を希薄にしてきた一面もあります。近年では各工程に携わる事業者同士が一緒に取り組む、新しい動きが生まれてきています。こうした「つながり」が大事であり、つながる「仲間」の力をどう活かしていくかが次の高岡のステージになるのではないでしょうか。 これからの伝統産業のものづくりは、さらなる柔軟性を持ち、産地の人材がデザイン開発力を身につけ、作り手自らがデザイナーとなる自活力、企業同士の連携・協働、新しい挑戦が必要になっていきます。こうした取り組みの場を「新クラフトLabo(ラボ)」として、ものづくりのプロセス、ものづくりだけではないサービス、仕組みづくりを含めた研究を進めていきます。

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